EWI USBのインストールと音が出ないときの対策

この記事は、WinXP時代に購入したEWI USBでも、64bitのWindowsに問題なくARIAとASIOをインストールして使用できます。また、音が出なくなるトラブルはちょっとした操作手順の間違いで起こります。対応の仕方を説明しています。

EWI-USB(いーうい-ゆーえすびー)は、電子楽器メーカーのAKAIさんが販売していた、パソコンにつないで簡単に楽しめる、縦笛のようなシンセサイザー(ウインドシンセサイザーと呼ばれます)です。

残念ながら、この製品は、2022年5月で販売が終了しましたが、在庫の流通もあるようですし、この製品は、しっかりした作りなので、新しいOSのPCになっても長く使える製品です。

このEWI USBは、音の強弱などや細かい音の表現ができるセンサーを搭載した本格的な製品ですが意外に安価なシンセサイザーで、私はこれをWindow-XPのころに購入して、Window8、Window10(32bit)とOSが変わるたびにそれに合わせて使ってきていますが、今回も、Window10(64bit) のパソコンになっても、購入時に添付のCDを使ってインストールできました。

もちろん、AKAIさんのHPに、インストール用のプログラムファイルがHP上で公開されているので、それを使えばどんなPCでも、問題ありません。

ここでは、インストールする際の参考にしていただけるように、気づいたことなどを紹介します。

AkaiさんのHP(→こちら)から、インストールファイルがダウンロードできます。(R6.2月確認済み)

そして、ちょっとした操作ミスで「音が出なくなる」問題と復帰の仕方もについても紹介しています。

この主原因は、使用するときの操作手順の間違いで設定が変わってしまうためで、さらに、PCが原因でうまく音が出ないケースがあったので、その対策として、「セーフモードでの立ち上げ」についてあわせて紹介しています。

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インストールの手順

HPには、現在(R6年2月確認)も、演奏アプリの「ARIA」のインストール用プログラムはHPでも公開されていますので、EWI USB本体をお持ちの方はインストール用アプリを用いてPCにインストールできます。

最初に、AKAIさんのHPの、「ユーザーガイド」「セットアップガイド」に目を通しておいて、「EWI USB 「ARIA Software」 for Windows」(インストール用のZIPファイル)をダウンロードすることから始めます。

http://ewi.akai-pro.jp/ewiusb/  ←こちらにあります。

(参考)このAKAIさんのHPは「HTTPS://」ではないのですが、AKAIさんはEWIにあまり力を入れていないので、長い間このままになっています。 でも、HTTPSでなくても、HPの内容等は問題ありませんし、このURLリンクをクリックしても、全く問題はありません。

 

1)HPからプログラムをダウンロードします

HPから「ARIA Software for Windows」をクリックして、ZIPファイルをダウンロードします。

そして、ZIPファイルを右クリックして、「解凍」してできた「Akai EWI USB-CD Contents」のホルダー内の Setup.exe をクリックするとPCへのインストールが始まります。

それだけです。HPにあるPDFのマニュアルも参考にするといいでしょう。

そして、次に、これも、AKAIさんのHPにある「アップデート」をします。(これは必須

(参考)下の、XP・Vista用に添付されていたインストール用CDを使っても、Windows10(64bit)のパソコンにインストール事もできることを確認済みですが、HPのファイルでのインストールをおすすめします。

購入したときのCDを使います 製品添付のインストール用CD

 

2)引き続いて、AKAIさんのHPからアップデートをします

次に、AKAIさんのHP http://ewi.akai-pro.jp/ewiusb/ にあるWindows用の
ARIA Software Update for Windows [v1.005] をクリックして、

ダウンロードでできたZipファイルのアイコンを右クリックしてして解凍します。

そして、解凍された「Akai_EWI_USB_v1005.exe」 を実行します。(実行後は、このインストールしたファイルは不要ですので削除しておきます)

3)HPの「よくある質問」を読みます。(重要です)

さらに、AKAIさんのHPの同じページにあるサポート情報から「よくある質問」のページに飛び、

 の内容をチェックします。

ここにかかれている項目は、
・EWI USBが認識されない(本体のLEDが点灯しない)
・演奏(ARIAのサウンド)が遅れて聴こえる
・演奏中にノイズが割り込んで聴こえてくる
・ “ARIA”インストール後、エラーが出て起動しない(Windows)
・EWI USBが”ARIA”で認識されない(Windows)
などについての対処の方法が書いてあります。

大事な内容ですので、通読しておいてください。

そして、この状態では、多分、レイテンシ(音の遅れ)の問題で、変な音になってうまく演奏できないので、ここでは、何も考えずに、「ARIA」を立ち上げないで、引き続いて、ASIOをインストールします。

私の経験では、WIN_XPのときは、特にレイテンシ問題がなかったものが、WIN8以降は、このサポートにある「レーテンシ(遅れ)」によってかなり音が遅れてでてくる問題が発生しています。

これは、ASIOをインストールすると解消しますので、引き続いてASIOをインストールします。

3)ASIO4ALLのダウンロード~インストール

これは「サポート情報」に説明されています。ASIOのインストールは必須です。

www.asio4all.org のHPにある、どのダウンロードサイトからでもいいので、ASIO4ALL最新版をダウンロードし、アイコンをダブルクリックしてインストールします。

私はそこにある、一番上のサイトからダウンロードしました。

asioのHPからダウンロード ASIOのHPです

ASIOのインストール手順です。

①ダウンロードしてできているアイコンをダブルクリックして開きます

ダウンロードしてできたアイコン
②下の画面になるので、NEXT(次へ)をクリックして・・・

手順1
③読める方は内容を読んで、読めなくても問題ないので、「同意」にチェックして「次へ」・・・

手順2

ASIOだけにチェックを入れて「次へ」・・・

手順3

⑤インストール場所を指定してインストールします。すでにアプリがインストールされて、PC内にAKAIホルダーができているので、そのままそこへ入れるようにするといいでしょう。・・・そして、「Install」ボタンを押します。

手順4 これで完了です。

4)それでは、演奏ソフト「ARIA」を立ち上げてみましょう

「ARIA」とは、EWI USBを動作(演奏)させるソフトウエアです。

最初にまず、EWI本体をUSBジャックに差し込んでくださいこれは重要です。後で説明しています)

そうしておいてから、ARIAを立ち上げます。この手順を間違わないように!

そして、クイックスタート用に、下の写真のように「ピン止め」をしておきましょう。

アプリをピン止めしておきましょう

その方法は、画面の左下の「スタート」を見ると、下の写真のようにAKAIホルダーの中に2つのアイコンがありますが、64bitのほうをピン止めします。

64bitのアプリをピンどめする

 AKAI EWI USB 64bit を選択して起動します。

【注意】何度も書いていますが、必ず、EWI USBをUSBジャックに差し込んでいることを確認してからアイコンをクリックしてARIAを起動してください。

もしも事前にUSBにEWIがささっていないと、ARIAの設定が初期化されて、毎回設定し直さなければなりません。このために「音が出ない」ということが起きます。

EWIをUSBに挿して、ピン止めしたアイコンからアプリを立ち上げると、下の画面が出ます。音色をセットすれば、EWIの演奏を楽しむことができます。

ARIAの初期画面

音色のセットは、すでに使用されている方が読んでいただいている内容ですから説明は割愛しますが、実は、私は、少し変わった音を作るコツが分からなかったので、下の本を購入して、それを参考にしました。古い機種なので、参考書は少ないのですし、少し値が張りますが、結構役に立ちます。公式ブックと書いていますから・・・。


EWI MASTER BOOK CD付 教則完全ガイド 改訂版[USB/4000/5000対応]

自分で作った気に入った「音色」は、メニューの「File 」-[Save as defalt」にセットしておくと、メニューの「LOAD」からそれが読み込まれて、かんたんに呼び出せます。

保存した音源(音色)の呼び出し方は、左上メニューの「File」をクリックして「LOAD」すると読み込まれます。(これらは使用説明書などによって操作して、慣れてくださいね)

もしも音が出ない場合は・・・多分、操作手順の間違いが原因

よくあるケースは、上の注意事項の、①本体をUSBにさす前にアプリのARIAを立ち上げると、設定が消えて音が出なくなる ②何らかの原因で本体EWI本体裏の「RESET」ボタンを押す必要がある・・・

というケースです。

①のケースでは、メニューの「Tools」の2か所を確認して、以下のようになっていることを確認ください。 このように、なっていると設定はOKです。

まず、「Tools」をクリックして、設定事項を確認しましょう。

設定を確認します

設定Prefferance
「Preferences」の項目が、このようになっているかを確認します。そして・・・

①EWI-USB(IN)と(OUT)にチェックが入っていることと、②ASIOが選択されていること・・・を確認します。

Buffer Sizeは小さすぎると雑音が出ます。 ここでは64になっていますが、まず、256-512程度で試してください。

この値が適当な値でないと、いい音が出ませんので、音を出してみて、数値を変えて、聞きながら調節します。

同様に、メニュー画面の「Tools」をクリックして、Configurationの Gain が左端に寄っていないか(すべて0になっていないか)・・・を確認ください。

すべて左に寄っている(ゼロになっている)と、音が出ません。

この写真のように、すべてのバーが左端の「0」でなく、途中にあればOKで、スライダーの位置は適当でも、ゼロになっていなければ問題ありません。

configurationの設定 「0」になっていると音が出ません

その他の場合でも、音が出なかったら、まず「Tools」の部分を確認しましょう

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【その他の問題】全音域の音が出ない、変な音程の音が出る

全音域の音が出ない、変な音程の音が出る・・・ という状態の不良は、本体裏にある「RESET」ボタンを押してみます。

AKAIさんのHPにも、YOUTUBEの動画があります。

特に、私の場合では、室温が低い「冬季」には、すべての音域の音がでないことがあります。

USBに本体をさしてから、15分程度の間を温かいところに放置しておくなどで、本体全体が温まっていると、変な音になる問題はおきないのですが、冬季などで室温が低いときには、音の回復に時間がかかる場合もあります。

本体が温まって、何回か、本体裏の「RESET」ボタンを押すことを繰り返すと、全音域の音がでるようになります。

私の場合のように、EWI USBを永く使っているせいかもしれませんが、ともかく、音が出なければ ①メニューからTools を確認 ②本体裏のリセットボタン ・・・とおぼえておきましょう。

どうしても正しい音が出ない場合の「神頼み」対策・・・を以下に追加しました

どうしてもダメなときは、セーフモードで再起動が有効

EWIのリセットボタンを押しても、すべての音が正しくでない・・・となると、その場合は、EWIが壊れた?・・・と思うかもしれませんが、その前に、「PCの問題」を疑ってください。

通常のPCの保守では、①ディスクのクリーンアップ ②デフラグ ③ドライブエラーのチェック ④再起動 などをすれば、ほとんど解消されるはずなので、しかし、それでもうまく行かなければ、「セーフモードでの立ち上げ」を一度実行してみてください。

PCは使っているうちに、いろいろな問題が内部に蓄積されていくようで、余計なアプリや、メモリー不足で、徐々に速度低下を起こす・・・という可能性は否めません。

そしてWIN10以降は、安定度も上がって、保守の必要もなくなったのですが、Windowsのアップデートなどで、ちょっとした問題が内部で起きている可能性があります。 また、ASIOなど、通常使わないアプリを動かすので、上の①~④をやってみて、それでも、何か気になることがあれば、⑤「セーフモードでの立ち上げ」をやってみてください。

私の場合は、セーフモードからの立ち上げで、EWI USBの不調だけでなく、プリンタ出力の時間が、非常に早くなりましたし、PC自体の起動時間も短縮されましたので、どうにもならないときの神頼みとして覚えておいてください。

このセーフモードの立ち上げ方については、Win10以降は、少しややこしくなっています。こちらのページで「ひとつきさん」が書いた記事(こちら)を参考にするといいでしょう。

 

私とEWI USBのお付き合い

WindowsXPのころから、このEWI-USBを使用し始めたのですが、結構しっかりしたつくりで、今まで、マウスピースを買い替えたぐらいで、故障もありません。

普段はデスクトップPC(Win10-64bit)で使用していますが、写真のように、タブレットのWIN10(32bit)で、持ち運んで使っています。

タブレットでも使用中このようにEWIをつないでいます

 

 →Amazonでも、このような吹くタイプのシンセサイザーはたくさん販売されています・・・

EWI USBの販売はすでに終了してしまいましたが、EWI USBは、安くても、そこそこの音色が作れて、ラフに使っても頑丈ですので、私のような趣味のレベルでは重宝していますが、安価品では、スピーカ内蔵のものもあります。

上のAmazonのリンク記事に見られるように、このEWI USBも、まだ人気があるのか、在庫販売もあるようですから、探してみるのもいいかもしれません。

ウインドシンセサイザー(吹くタイプの楽器)のバリエーションも、ずいぶん増えていますが、このEWI USB は、結構しっかりと作られているので、このEWI USBを使い続けたいと思っています。

この記事が何かのお役に立てば幸いです。


(来歴)R4.5セーフモードの対策項目を追記 R4.8 EWI-USBが5月で販売終了 R5.3誤字脱字を含めて見直し。  最終R6年2月に見直し

この記事を書いた人
きょくまめ

電気・電子や科学が好きなシニアです。
壊れた電気製品を直して嫌がられるなど、役に立つのか立たないのかわからないことをする趣味があるので、少しでも役に立ちそうなアイデアを紹介する記事を書いていこうと思っています。

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