WindowsMediaPlayerの速度調節機能を使ってみよう

カラオケ練習用などに使える、音程や再生速度を変えることができるアプリに「聞々ハヤえもん(→公式HPはこちら)」がありますが、人気のあるアプリなので使っている方もたくさんおられるでしょう。

この「聞々ハヤえもん」は、MP3専用の音楽プレーヤーで、下の写真のように、再生速度の変更に加えて、音程が半音ずつ簡単に変えられることから、英語の練習やカラオケ用として人気がありますが、ある時に、音楽用のドライバと競合して、この「聞々ハヤえもん」が、うまく作動しなかった時がありました。(今は修正されています)

聞々ハヤえもんの画面 聞々ハヤえもんの画面

そこで、何か使えるものがないかと探したところ、Window 10などに入っている、マイクロソフトのWindows Media Playerの機能の中に、再生スピードを変える機能があるので、知っておくと、便利ですのが、少し奥まったところにあるので、この使い方を紹介します。

このWindows Media Playerはインストール不要で簡単に使えるので、機能は「聞々ハヤえもん」よりは限定されるものの、使い方によって重宝します。 少し分かりにくい拡張設定の部分にあるので、使い方を知っておくと、何かに役立つでしょう。

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Windows Media Playerの速度調節機能

Window 10に付属のアプリ「Windows Media Player」は、音楽再生だけでなく、音楽ファイルの管理やCDの読み出しやCDの作成ができる便利なアプリですが、この中にある速度調節の機能は、拡張設定というところから呼び出すので、少しわかりにくいこともあって、そういう機能があることを知らない方もおられるでしょう。

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速度調節機能ですので、速度を遅くしても早くしても、音程が変わらないのはいいのですが、残念ながら、「聞々ハヤえもん」のように、音程を変えることはできません

しかし、PC上にあり、再生可能な音声ファイルであれば、簡単に使えますので、アプリを立ち上げて、すぐに、曲の再生速度を変える使い方ができる・・・という便利さがあり、音楽のテンポを変えるだけでなく、英語のヒアリングの速度変更などにも使えるでしょう。

速度調節機能を呼び出すには・・・

まず、スタートメニューなどから、Windows Media Playerを起動します。

WindowMediaPlayerを起動するインストール済みのWindows Media Player

私のWIN10のPCには、このWindows Media Player が入っていますので、スタートメニューなどから、このWindows Media Playerを起動します。バージョンが違っても、そんなに使い方は変わりません。

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再生したい曲などを呼び出して、再生してから速度調整の機能を呼び出す・・・という使い方 をします。

起動画面 Windows Media Playerの起動画面

この画面のように、並び順に再生して、すべての速度を変更するのであれば、このような画面のままでプレイビューにすればいいのですが、普通は、1曲を選曲して、その速度を変える場合が多いと思いますので、その場合は、この画面で、選んだ曲をクリックして再生しておいてプレイビューに切り替える・・・という使い方をするのがいいでしょう。

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まず、一連のやり方をひと通り説明しますので、そのやり方を覚えておいて、実際に使用していただくのがいいでしょう。

プレイビューに切り替えます

上のようなプレイリストの画面であれば、下の画面のような「プレービュー」に切り替える必要があります。

プレイビュー画面の例 プレービュー画面の一例

これが「プレイビュー」です。

速度調整のスライダーを出す方法はWindowsMediaPlayerのバージョンによって若干異なりますが、下で説明するように、問題なくできます。

また、先のプレイリストの管理用画面であっても、大まかな「再生速度の設定」できますが、プレイビューにしすると、スライダーによって連続的な速度調節ができるようになります。

また、バージョンによっては、上のように▼マークがない場合もあります。▼マークがなくても問題ありません。それを説明します。

再生速度の設定をします。 設定は簡単です

写真の右下に▼があるバージョンでは、▼を右クリックして、「拡張設定」→「再生速度の設定」をクリックします。

▼のある場合 ▼のある場合の設定

▼がないバージョンでは、画面を右クリックすると『サブメニュー』が出ますので、上と同じように「拡張設定」→「再生速度の設定」と進みます。

▼がないバージョンの例 ▼がないバージョンの例

すると、下のように再生速度が変更できるサブウィンドウのスライダー画面が出ますので、それで速度を変えることができます。

この画面のスライダーで速度調節 再生速度の変更窓

この画面で、マウスを使ってスライダーを動かすと再生速度が変わります。

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通常使用する場合の手順は、1⃣Windows Media Playerを起動する 2⃣再生させたい音楽などのファイルを登録する 3⃣目的の曲を選んで再生して 4⃣プレイビューにして速度変更する という手順になります。

プレイビューに切り替えないと、上のようなスライダーが出てこなくて、下の画面のように「早く・標準・遅く」という選択しかできないのですが、これでも大まかな速度変更はできます。 しかし、曲を選択できる画面のほうが使いやすいために、私は、ほとんどプレイビューに切り替えないで、この大まかな速と変更方法を使っていますので、使いやすい方に慣れるのがいいでしょう。

管理用画面で簡単な速度調節ができる 大まかな速度変更で良い場合は・・・

「ハヤえもん」に比べるとイマイチな感じもしますが・・・

Windows Media Playerでも、音程が変えられると、さらにいいのですが、これまでは望めません。しかし、Windows付属のアプリですので、簡単にアプリが呼び出せて使えるので、結構便利に使えます。

さらに、右クリックで出てくる「拡張設定」には、下のようなトーンイコライザーもあります。知っておくといいでしょう。

トーンイコライザー

紹介は以上ですが、普段余り見ることのないところの機能ですので、どこにあるのかを確認しておくと便利でしょう。

この記事を書いた人
きょくまめ

電気・電子や科学が好きなシニアです。
壊れた電気製品を直して嫌がられるなど、役に立つのか立たないのかわからないことをする趣味があるので、少しでも役に立ちそうなアイデアを紹介する記事を書いていこうと思っています。

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