自分で気象がわかる、卓上型の「ウエザーステーション」

ここでは、本格的な気象観測機器ではなく、5000円程度以下で購入できて、机上に置く、デジタル時計タイプで、内外気温、気圧推移などがわかるグッズを取り上げています。

気象用語の「観天望気」という言葉は、鳥や虫などの生物の行動や、雲や霧がなびくなどの自然現象の観察から天気を予想することですが、これは、人間に備わった「動物的な勘」による天気判断と言ってもいいでしょう。

入道雲

「カエルが鳴くから雨」「山にかかる笠雲は風が強くなる」などの、全国的にその土地で言い伝えられる「天気俚諺(てんきりげん)」などもあって、気象と生活は関係深いものです。

さらに、温度計や湿度計があれば、朝の気温を見るだけで、「今日は暑くなりそうだ」とか、「湿度が高いので、雨が近そうだ」・・・などと、温度や体感で「自分なりの気象の予報」をしていることも多いのですが、ここでは、それに気圧計やその他の機能が一体化されて「ウエザーステーション」という名前で販売されている商品について紹介します。

それらの計器類は、デジタル技術やIoTなどによって、多機能で安価な心商品が販売されるようになって、何よりも、気圧計や戸外温度と室内温度がわかる便利な、中国製や台湾製の安価な製品がお買い得です。

ここで紹介する「ウエザーステーション」は、本格的なものは別にして、ここでは、インテリアにもなって、価格も5000円程度と、手頃な価格帯で、自分の気象予報に使えるものです。

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ウエザーステーションは自分用のミニ気象台になる

ウエザーステーションは、小さな卓上用画面に、温度計、湿度計、気圧計に加えて、カレンダー、目覚まし時計などの機能が1つに組み込まれた、デジタル目覚まし時計型のグッズです。

インテリアにもなるデザインで、気圧計が付いたものでは、天気傾向などがわかるので、ウエザーステーションと呼ばれています。

ウエザーステーションで検索すると、ミニ気象台のような、雨量計や風速計の付いたものや、もっと高級なタイプもあって、さらに、機能は、高額なものは多機能です。

しかし、それら機能は、特に決まっていなくて、各社の製品ごとに若干違っています。

色々なメーカーが販売しており、ここではAmazonで販売されている5000円程度以下の商品を紹介しています。もちろん、楽天などのWEBモールでも同様に販売されているので、WEBで「ウエザーステーション」と検索して、気に入ったものを探してみてください。

 ウエザーステーションの例(Amazonで4,956円)

便利な機能としては、戸外に無線センサーを置いて、室内と室外の温度と湿度を表示できるものや、気圧や気圧の推移から、天気傾向が画面でわかるようになっているものも多く、何よりも、「デジタル気圧計」があれば、かなり「天気の傾向」を感じられるところがすごいところです。

あれば便利・・・という商品かもしれませんが、インテリアとして部屋に溶け込むデザインですので、一家に1つ、リビングや寝室においておくのはどうでしょうか。

3,000円台からあり、5,000円前後が主流です

ウエザーステーションで検索した商品を調べると、風で回る「風速計」や、雨を溜めて雨量を測る「雨量計」などをコンパクトに収納した器具(ミニ気象台のようなもの)も「ウエザーステーション」という名前になっていますが、それらは使い方も特殊になるので、ここでは、デジタル目覚まし時計のような、部屋に置く、上の写真のようなものを対象にして紹介します。

上の写真の例にあるような5000円程度の商品でも、サイズ、機能、価格には、若干の違いがありますが、カレンダー、時計、目覚まし、気温、湿度、気圧などがわかるものが一般的です。

同価格帯の商品では、価格は、大きな機能や特徴の違いというよりも、デザイン的なものや流通による価格差(=販売ルートの違い)・・・という感じですから、価格と機能を確認して、気に入ったものを探すといいでしょう。

日本の会社が販売している商品もあります。 それらは、若干、価格は高めですし、中身や仕様が飛び抜けて良い・・・というものでもありません。

さらにそれらを詳しく見ると、日本国内製造ではなく、Made in Chinaのものを日本の会社が販売している物がほとんどです。

ただ、取説の内容や品質の管理は、日本の会社がしているので、その点は安心かもしれません。

しかし、私自身は、中国製や台湾製の品質が劣っているという感じは持っていません。 中国製が劣っているというのは、過去の話になってきていますから、コスパで選べばいいと考えています。

それもあって、私は、最近、「0.01gが測定できるデジタルはかり」「地中の温度測定のための、短時間で0.1℃単位で測れる温度計」「メダカの水槽の管理用のPHメーター」などの、下の写真の商品を購入したのですが、全て1,000円以下のものを購入していますが、品質も良く、コスパは抜群です。

こうなると、価格が割高のメード・イン・ジャパンにこだわる必要はない・・・ということですから、日本人としては、少し寂しい感じがします。

読みやすい日本語の取扱説明書がない場合が多いのは、どうにもなりません。

「日本語取説付き」とあっても、自動翻訳した日本語の、かなり読みにくい文章の取説がついている場合も多いので、それが嫌な方は、価格が高くても、日本の会社が扱ったものを購入するのが無難でしょう。(参考:私が購入した、1000円以下の商品の画像にリンクを張っています)

    (参考)私が購入した商品

 

気象に関係するトレンド器具・商品

気象に関する商品で、最近の、新しい機能や特徴を見ましょう。

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温度・湿度

デジタル温度計・湿度計は古くからありました。

新しい機能としては、温度の時間ごとの推移をグラフ表示したり、温湿度環境が快適かどうかを、判定して表示する機能や、2点の場所(室内と室外)での測定ができるようになっているものなどもあります。

そして、それらの機能に、通信機能が付加された「温度・湿度計」が目新しいようです。

その中で、比較的安価で、多機能な製品では、下の「スイッチボット」という製品があります。

この商品は、温度湿度測定用のセンサーを置いておくと、その場所から離れた位置で、センサーの温度や湿度などの情報をスマホで読み取ったり、「アレクサ」に問い合わせて、その温度・湿度などが確認できる・・・という便利さがあります。

防水仕様なので、戸外での使用はもちろん、お風呂場や赤ちゃんの寝ているところの温度などを、遠隔で知ることができますし、温度条件(例えば、指定の温度や湿度)を設定しておくと、警報を出してくれます。

この機能付きで、2,000円程度ですので、購入する値打ちがあります。

 これは表示付きですが、表示のないセンサータイプもあります(こちら)

気圧がわかる、ウエザーステーションは、さらに優れもの

ウエザーステーションと呼ばれるものには、さらに、気圧計が内蔵されているところが優れています。

私が中高生の頃に、気圧計が欲しかったのですが、高価過ぎて、手がでませんでしたが、その気圧計が組み込まれて、安価になったのが魅力でしょう。

気圧計は、過去は高価で、さらに、機械式であったので、絶えず、示度の補正の必要でしたし、置き場などにも気を使わなければなりませんでした。

その「気圧計」が、デジタル圧力センサ式に変わったことで、扱いやすく、精度もそこそこ良く、何よりも、安価になりました。

そして、それを組み込んで、さらに、その他の機能をオールインワンにしたのが「ウエザーステーション」です。

気圧計があれば、気圧の傾向や時系列の変化が分かるので、かなり、天気の変化が予測できます。

ウエザーステーションの機能は、メーカーによって若干異なっています。

①室内と室外の温度湿度がわかること ②インテリア性に優れ、カレンダー機能や目覚まし時計代わりになる ・・・などは、ほとんどの商品に共通ですので、欲しい機能のものを購入すればよく、一家に1台あれば、結構便利に使うことができるでしょう。

価格も5,000円以下のものが多いですし、基本的な機能は似たりよったりですので、下に、Amazonのリンクを張っておきますので、少し時間をかけて、自分の好みの商品を選んでください。

ウエザーステーションの機種を選ぶためのポイント

製品選びで、注意するポイントは、好きなデザインであることが第一ですが、先に書いたように、中国製の場合は、取扱説明書は不完全なものが多い・・・と言う点だけは、割り切っておきましょう。

もっとも、取説がなくても、基本的な使い方は難しくはないので問題はないのですが、ワイヤレス接続などのついた機種は、家族に電子機器に詳しい人がいれば、あらかじめ商品を見てもらって、セッティングしてもらうお願いをしておくのも方策でしょう。

新製品で、記事中に「口コミ」がない商品も多いのですが、口コミの記事があるものは、それに目を通しておくのを忘れないように。

また、画面表記の多くは「英語表記」です。(わからないということはありませんが・・・)

写真とその詳細を確認して、納得してから購入しましょう。

最後に、Amazonのページにリンクを張っておきます。これは一例です。ページには、いろいろ面白そうな商品もありますので、いろいろとチェックしてみてください。

 →Amazonの各種ウエザーステーションを見る


(記事来歴)R5年9月記事作成

 

この記事を書いた人
きょくまめ

電気・電子や科学が好きなシニアです。
壊れた電気製品を直して嫌がられるなど、役に立つのか立たないのかわからないことをする趣味があるので、少しでも役に立ちそうなアイデアを紹介する記事を書いていこうと思っています。

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