食器を洗っている途中で洗剤を足したくなるときってあります。
今は便利になってひっくり返さなくても洗剤が出る逆さボトルというのもありますが、それでも洗剤のボトルは持たないといけません。
もっと簡単に洗剤をスポンジに付けることができたらいいなと思っていたところ「かたポン」を見つけました。
かたポンって?
かたポンは上の台の部分を押し下げるだけで洗剤が出るようになっているディスペンサーです。
このディスペンサーはスポンジを持ったまま上からプッシュするだけでOKなので、持ち替えたり、洗剤ボトルを持ち上げたりする手間が要りません。
1回のプッシュで出てくる量は3ccとなっていますので、従来からある傾けて出すタイプのボトルのように沢山出てきてしまうこともなく節約になるように思います。
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色は台の部分がクリア、ピンク、グリーンの3色で、私は洗剤の色とのバランスのことを考えて、何色にでも合わせやすいクリアにしました。
外寸サイズは(約)幅6.7cm×奥行6.7cm×高さ16.5cmで、400cc入れることができます。
原料や耐熱・耐冷温度は次のとおりです。
原料樹脂 | 耐熱温度 | 耐冷温度 | |
---|---|---|---|
本体 | PET | 60℃ | -20℃ |
キャップ | ポリプロピレン | 120℃ | -20℃ |
チューブ | ポリエチレン | 60℃ | -20℃ |
台 | トライタン | 85℃ | -20℃ |
注意点
- 溶剤やアルコールを多量に含むものは使用禁止
- 内容物を入れたまま長期間放置すると変質や変色、ボトルへの着色が起こる恐れがある
- 携帯時はキャップをしっかりと閉じること
- 落下などによる破損に注意
- 気圧の低い場所では液体が漏れるおそれがある
- 火の近くには置かない
- たわしやみがき粉を使うと傷がつく
- チューブの中にある玉を紛失すると噴射しなくなる
- 液体が目に入るおそれがあるので、台を押すときは上から覗きこまない
ということが注意点として書かれてあります。
アルコールを多量に含むものは使えないようなので、感染症対策として手の消毒で使っているアルコールは、中に入れない方がいいかもしれません。
ところでこの「かたポン」を作っている会社はプロトワークというところのようなのですが、てっきり家庭用品を作っている会社だろうなと思っていたところ、樹脂切削加工、金属加工、小ロット量産加工を行っている「ものづくりの会社」でした。
この加工技術を元に自社オリジナル製品の企画開発を行い、できたものが「かたポン」です。
この「かたポン」の他にも「エコポン」という製品があり、こちらは1プッシュ1cc出るそうです。
使ってみた感想
食器用洗剤のディスペンサーのために、1,000円以上のものを買うのは勿体ないような気がしていたのですが、使い始めると想像以上に便利です。
ただ水がついたままのスポンジだと、周りが水浸しになるので水を絞ってから台に乗せて押し下げるようにしています。
使っていて感じたことは、食器用洗剤を入れるディスペンサーはかたポンだけで完結すると思っていたのですが、例えばプライパンに洗剤を直接かけておきたいとか、洗い桶に食器と洗剤を入れて浸けおきたい時にはかたポンは使えませんので、普通の洗剤ボトルも捨ててはいけません。
あくまでも置いたままスポンジに付けるためのディスペンサーという位置づけで使わないといけないようです。
注意点に「液体が目に入るおそれがあるので、台を押すときは上から覗きこまない」と書いてありましたので、どのくらい上に飛ぶものか調べてみましたところ、シンク内に置いて台を押し下げてみたらシンクの上にある吊戸棚まで届いてしまいました。かたポンの台の部分から吊戸棚まで約90cmありましたので、そのくらいは余裕で飛ぶようです。
手に持ったスポンジでカバーしつつ押し下げるのであれば問題はないと思いますが、何も持たずにプッシュするときは上から覗くと危険です。特にお子さんのいるご家庭では手の届かない場所に置く方がいいかもしれません。
耐久性につきましては、口コミで「割れた」ということも見かけましたが、まだ使い始めなので、なんの問題もなく使えています。
使っていて割れるようであれば、また追記で書きたいと思います。
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