ここで作るのは フジミ模型の「雪風」1/700 モデルです。
雪風は全長118.5メートル、最大幅10.8メートル、大日本帝国海軍の駆逐艦で陽炎型駆逐艦(一等駆逐艦)の8番艦です。
太平洋戦争の主力駆逐艦であった甲型駆逐艦(陽炎型駆逐艦、夕雲型駆逐艦)38隻の中で、唯一終戦まで生き残りました。戦果を上げつつ一度も大きな損傷を受ける事なく終戦を迎えたため、奇跡の駆逐艦と呼ばれています。
終戦後は復員輸送艦になり、水木しげる先生も雪風で日本へ帰ってこられたそうです。
艦名は戦後初の国産護衛艦である「はるかぜ型」の2番艦は「ゆきかぜ」と命名されるなど、海上自衛隊でも伝承されています。ということで雪風1/700を作っていきます。
雪風を作ってみる
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作るのはフジミ模型、雪風1/700です。私が購入したものは、浦風との2艘セットでした。
セットとは別に購入したのはお馴染みのエッチングです。
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フタを開けると、中身はこんな感じ。
作り始めて2日後
2日間かけて、これだけか~~い!と言いたくなるくらいしかできませんでした(笑)。
1円玉と比較しても、なんと小さいパーツなんでしょう。実物を見ていてもわからなかったのですが、写真を見ると左下のパーツの真ん中のエッチングが曲がっています。これは修正しないといけません。
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途中経過
2020年5月31日
一部作っただけで長期間放置気味だった雪風ですが、新型コロナウイルスが流行り、自粛で仕事以外ではどこにも出歩かず家の中でじっとする生活だったため、作業が少し進みました。
上の写真は雪風の艦橋部分、下の写真は全体です。
どちらもリノリウム色を塗っただけです。エッチングが細かすぎてたまに心が折れそうになりますが、ここまできたら一気に仕上げてみたいと思っています。
2020年6月6日
とりあえず完成です。
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苦労した点
- 今回初めて空中線を張ってみましたが、非常に細かったです。
- 資料等も少なく他のモデラーさんの完成写真を見ながら自分なりの解釈だったので難しかったです。
- エッチングを五星モデルのものを使用しましたが、薄く曲げるのに苦労しました。
- 後部マストの一部を折ってしまい、どこかに飛んだかわからず、いまだに行方不明です。
- 艦首の旗竿とリノリウム押さえ金具を0.2㎜の真鍮線で自作しましたが、オーバースケールかもしれません。
どれも難しく成功なのかどうなのか不明です(笑)。
6月8日写真の撮り直しをしました
以前から買おうかどうしようか迷っていたマクロレンズをとうとう購入しました。今朝届いたので早速写真をアップします。
どこにピントを合わせればいいのかわからないまま撮った写真ですが、とても小さな旭日旗と自作の碍子もちゃんと写っているので、それなりに満足です。
購入したマクロレンズはこれです。
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雪風を作り始めたのが2019年10月、仕事が忙しく放置していた期間もありましたが2020年6月にやっと完成しました。このあと洋上ジオラマの作成になりますが、まだどのようにするか頭の整理ができていません。
洋上ジオラマでやっと完成
今回はフォトフレームに木材をはめ込み、上面にプラバンを張り付けたものをジオラマベースにしました。
フォトフレームはこちらです。
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今回のジオラマでは艦艇が旋回しているように見せたかったため、航走波を左右非対称にしてみました。加えて若干の白を加えたメディウムで波の軌跡を表現したつもりですが、うまくいったでしょうか。
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これですべて完成です。最後に仕上がった写真を載せておきます。
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