お風呂掃除って浴槽は洗うけれど、床やバスチェア(風呂イス)は、浴槽を洗う頻度より少ないように思います。特に目に付かないバスチェアの裏側は、見なかったことにしてしまいがちです。
裏側の汚れを放置していると水しぶきだけでなく、石鹸カスや皮脂汚れが蓄積して黒カビの発生にも繋がりますので、本当は浴槽を洗うときに一緒に洗うのがいいのですが、どうしてもついつい後回しに…。
今までのバスチェア
今までのバスチェアは5年くらい使っていました。よく見かける箱型で素材はポリプロピレン。近くのホームセンターで購入しました。座りやすく安定しているけれど、箱型ゆえに裏側に石鹸カスや皮脂汚れが付きやすく、また目に付かないことから、どうしても掃除は気が付いたら程度になっていました。
気が付いたら程度の掃除なので、掃除をするときには頑張って汚れを取らないといけない状態になっていることもあって、もっと掃除がしやすいバスチェアがないかと探していたらアクリル製のバスチェアが見つかりました。
ネットで見つけたおしゃれなバスチェア
いろいろ見て決めたのがfavor アクリル製 バスチェアです。
素材はアクリルで一枚のアクリルを【コ】の字のように曲げて、座面に穴が開いているだけのシンプルなバスチェアです。ツルツルしていて変なでっぱりや凹みもなく、掃除がしやすく汚れも溜まりにくい形になっています。
カラーバリエーションはクリア・ブラウン・ブルー・グリーン・ピンクがあり、私はブルーを選びました。高さもS・M・Lの3種類あります。
サイズ表
サイズ(mm) | |
---|---|
S | W322×D217×H200 |
M | W370×D243×H252 |
L | W389×D243×H300 |
品質など
本体 | スベリ止め | |
---|---|---|
原料樹脂 | アクリル樹脂 | 熱可塑性エラストマー |
耐熱温度 | 70度 | 70度 |
重量 | S:1,590g M:2,180g L:2,700g | |
耐荷重 | 約100kg |
私の購入したのはブルーのLサイズです。Mサイズと迷ったのですが、楽天やAmazonで購入した人のレビューを読んで家族の身長を考慮してLサイズに決めました。
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購入して良かった点
とにかく掃除が楽です。出っ張りも凹んだところもないので簡単に洗えます。
今までバスチェアを洗うのは表をゴシゴシ洗って、裏側にひっくり返して内側も同じように洗って綺麗になったら水(湯)で流すという当たり前の工程が面倒だなと感じることがあったのですが、このバスチェアにしてからは、お風呂から出る時にお湯を抜いて浴槽を洗う続きで一緒にサッと洗えてしまうのですぐに終わります。
洗った後は、いつも下の写真のように浴槽の縁に引っかけて乾かしています。単純な形だからこそできる乾かし方です。
足元には滑り止めが付いています。安全面とともに床に傷が付くことを防止してくれます。
不安だった点
アクリルの1枚ものという感じだったので、形状から考えると強度が不安だったのですが、耐荷重100kgまで大丈夫と書かれていたので問題ないだろうと思って購入しました。特に歪んだり軋んだりすることもなく使えています。
残念な点
ホームセンターなどで販売しているバスチェアに比べると少し値段が高いです。しかし値段以外で問題となる点はありません。
実はこのバスチェア、価格を見て買うかやめるか約半年間悩んでいました。それまで使っていたバスチェアが壊れたわけでもないし、この金額を出すのは勿体ないような気がしていたのです。でも毎日使うものだしと思ってようやく購入したのですが、使ってみると値段以上の価値はあると感じました。半年前の私に「もっと早く買いなさい」と言ってあげたいです。
バスボウル(洗面器)について
セットでも販売されていたので、バスチェアと一緒にバスボウルも購入しました。バスボウルも同じアクリル製でとても美しくて素敵なのですが、少し私には使いにくいように思います。
縁が帽子のつばのようになっているのですが、少し持ちにくく感じるのです。女性だから指の力が弱いからかなと思っていましたが、家族に聞いてみたところ私以外も同じ感想でした。
しかしこの形は持ちにくいものの掃除をする時、前より洗うのが簡単になりました。バスボウルもバスチェアと一緒に毎日洗っています。
取扱い上の注意
- 火のそばには置かないこと
- たわしやみがき粉で洗うと傷が付くので使わないこと
- 艶がなくなるので熱湯は使わないこと
- 衝撃を与えると破損の可能性があるので落下させないこと
- 変質するかもしれないので、アルコール・シンナー・酸・アルカリのものを付けないこと
- 踏み台として使わないこと
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お風呂の汚れ3種類
お風呂の汚れには水垢・石鹸カス・皮脂汚れの3種類があります。
- 水垢:アルカリ性・鏡などに付いているうろこ状の汚れ
- 石鹸カス:アルカリ性・油脂
- 皮脂汚れ:酸性・体から落ちた汚れ
汚れは水垢だけだとか石鹸カスだけではなく、これらが全部混ざった汚れなので、溜まっていくと厄介です。
東京ガスが行った浴槽の掃除の頻度についてのアンケートによりますと次のようになっています。
最近は新型コロナウイルスの影響もあって、清潔を意識する人も増えたでしょうから、若干の変動もあると思いますが、この時点ではほぼ毎日と答えた人は約3人に1人の割合です。
ほぼ毎日、週に5~6回、週に3~4回を合わせるとようやく半数以上になりました。こんなに掃除の頻度は少ないのかと若干驚き気味です。それ以上の驚きは「まったく行わない」が1.9%もいるということですが、この方々は浴槽に浸からずにシャワーで済ましている人なのでしょうか。
次に浴室の床の掃除の頻度のアンケート結果です。
こちらはほぼ毎日が16.2%で週に5~6回、週に3~4回、週に1~2回を合わせてやっと過半数を超えました。床掃除をするということはバスチェアも洗うだろうと仮定すると過半数の人は週に1度くらいはバスチェアも洗っているのだろうと思います。
家の中の掃除でも掃除機をかけて雑巾がけをしてなんてしているとそれなりの時間を取ります。浴室の掃除もそうですよね。私もそうですが、今は女性も仕事をしている人が多く、そんなにあちこちの掃除に時間を割いていられないのが現状です。
やはり時短家事、時短掃除には時短しやすいものを選ぶのが一番手っ取り早いのではないかと思います。私はこのバスチェアを購入したおかげで、お風呂掃除が簡単で時短になりました。
アクリルの美しさも嬉しいポイントですが、とにかく洗いやすいので、掃除は面倒だと思ってしまいがちな私でも、こちらのバスチェアは綺麗な状態を保つことができています。こまめに洗うと汚れもすぐに落とすことができますので、これも時短に繋がっているのだろうと思います。
まとめ
- 価格は少し高めだけれど、アクリル製で美しい
- 一枚のアクリルでできているので掃除が簡単
- 強度にも問題なし
- サイズはS・M・Lと3種類あるので身長に合わせて購入すること
- カラーバリエーションはクリア・ブラウン・ブルー・グリーン・ピンク
- バスボウルは少し持ちにくいので指の力の弱い人は注意して
一日のうちで一番ほっこりできるお風呂、清潔感のある浴槽やグッズで疲れを癒してくださいね。
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