Standard Productsで購入した鉛筆が綺麗すぎる

4月25日、久しぶりに「ららぽーとEXPOCITY」に行ってきました。何店舗はお店が入れ替わっていて、Standard Products(スタンダードプロダクツ)というお店もできていました。

Standard Products(スタンダードプロダクツ)

Standard Productsは「普段の生活で使う日用品をちょっと楽しく」という思いを込めて生まれた「ダイソーが提案するブランド」です。

Standard Products

ダイソーっていうのはあの100円ショップのダイソー(大創産業)ですが、100円ショップのイメージとは違い、シンプルでおしゃれな商品が多く、統一感のあるデザインの商品を展開しています。

東京の渋谷(渋谷マークシティ店)が1号店で、その後は新宿アルタ店、マロニエゲート銀座店、大阪梅田エスト店、そして2022年4月21日にオープンした国内で5店舗目のららぽーとEXPOCITY店です。行ったのが4月25日だったので、オープンして5日目ということになります。

その後、4月28日には京都四条通店もオープンしています。

店内には雑貨や食器などが並んでいて、300円の価格帯が中心ということもあり、どれも買いやすいお値段であれもこれもと欲しくなってしまいます。

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そんな中、私の目を釘付けにしたのは「老舗工場の職人が作る国産の鉛筆」でした。

老舗工場の職人が作る国産の鉛筆・北星鉛筆

北星鉛筆

北星鉛筆は東京都葛飾区に本社を置く文房具を開発・製造している会社です。会社としての登記は昭和26年(1951年)ですが、鉛筆の製造を開始したのは明治42年(1909年)からです。

他の鉛筆を製造している会社はいつからなのか調べてみたところ、三菱鉛筆は1887年(明治20年)から、トンボ鉛筆は1913年(大正2年)から、象が乗っても大丈夫なサンスターは1952年(昭和27年)からだったので、国産の鉛筆としては北星鉛筆はトンボ鉛筆より少し古いようです。

→北星鉛筆の「大人の鉛筆」

因みに海外ではドイツのステッドラーは1835年からで、日本では天保6年、第11代将軍徳川家斉の頃になります。スイスのカランダッシュは1915年(日本では大正4年)なのでトンボ鉛筆と同じくらいです。

世界最古の筆記具メーカーであるドイツのファーバーカステルの創業は、なんと1761年(日本では宝暦11年)ということで、日本では鎖国をしていた頃にドイツでは鉛筆の開発が行なわれていたようですね。

話を戻しまして

この北星鉛筆の12本の鉛筆をセットにしてStandard Productsで販売しています。12本といってもHBばかりが12本セット(1ダース)とか、Bばかりが12本(1ダース)ではありません。

6B・5B・4B・3B・2B・B・HB・F・H・2H・3H・4Hの12本がセットになった鉛筆です。

北星鉛筆

最初はケースの上から見ていたので面白いなと思っただけだったのですが、蓋を開けることができる展示品があり、それを見た瞬間に商品を手に取ってレジに並びました。

鉛筆の外面塗装をそれぞれの芯に合った12色のモノトーンの濃淡で制作されてるのです。このグラデーションが綺麗すぎる!

それにこの鉛筆のセット、1,000円(税込1,100円)なんです。300円が中心の価格帯のお店にしては高いのかもしれませんが、これを1,000円というのは買いですね。

北星鉛筆

北星鉛筆

書いてみた

芯は柔らかいです。4Hでも書き心地は柔らかく感じますし書き味も悪くないです。

線を引いてみました。左端が4Hで右端が6Bです。自分で削ったりせずにケースに入っていた時に削られたままの芯で引いたのと線ごとの筆圧が若干違うと思いますので太い細いはありますが、それなりにグラデーションになっています。

北星鉛筆で線を引いた

私はウン十年前に美大を卒業しており、今は全く美術とは無縁の仕事をしておりますが、この鉛筆セットを見た時は超超超超超……久しぶりにデッサンでも書いてみようかと思ったのです。しかし家に持って帰ってこの外面塗装のグラデーションを見ていると、使うより眺めて楽しもうかという気持ちを持ってしまいました。

でもやはり道具は使ってこそ値打ちのあるものです。それに鉛筆が短くなってきたら、また1,000円でこのセットを買います。使うと決めたので小さなスケッチブックでも買ってきて時間のある時にリンゴから描き始めてみようかと思っています。

実は4月25日に行ったときは、無印良品で料理の手作りキットやバウムクーヘンを買うのが目的だったため、Standard Productsには通りすがりでふらっと入っただけだったので、今度はStandard Productsを目的に出かけてみるつもりです。

まだまだ店舗も少ないですが、お近くにありましたら是非行ってみてください。

そして、北星鉛筆さんも記憶しておいてくださいね。

この記事を書いた人
ひとつき

いろいろな便利グッズが好きです。使ったものを紹介するのも好きです。
ただ家事は苦手で、なるべく時短でできるように考えながらやっています。
趣味:花を育てること。

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